東京都の男女平等参画推進拠点である東京ウィメンズプラザが主催する「トークカフェ」の第3回が、11月1日(土)に開催されました。プライベートと仕事に関する悩みやモヤモヤを抱える女性たちが集まり、カフェでおしゃべりをするようなリラックスした時間を過ごしました。協力団体には、東京都が女性の働き方や女性の基盤づくり、キャリアップ等を後押しするために開設した「はたらく女性スクエア」よりキャリアコンサルタントを招き、家庭や仕事について感じているモヤモヤについて、おしゃべりしながら一緒に考えてみました。
第3回「トークカフェ」のファシリテーターを務めたのは、「はたらく女性スクエア」のキャリアコンサルタント。参加者と一緒のテーブルに加わりおしゃべりしながら、皆さんが日頃感じているモヤモヤを共有し、向き合うためのヒントを一緒に考えました。
「まずは、テーブルの皆さんで自己紹介をしましょう」とメインファシリテーターを務める葛西裕希子さん。「まずは私から」と葛西さんが自身の趣味や日頃の活動を紹介しました。続いてテーブルごとの自己紹介タイムへ。簡単なプロフィールや今、自分がハマっていること、推しのことについておしゃべりしていくうちに、参加者の皆さんも少しずつ緊張感がほぐれてきた様子です。
メインファシリテーターの葛西裕希子さん。
各自が呼ばれたいニックネームを胸につけ、自己紹介タイムが始まりました。
自己紹介タイムを終えると葛西さんは「今日は“私らしいライフ・ワーク・バランス”というテーマですが、皆さんは、あれ?“ワーク・ライフ・バランス”じゃないの、と思われたんじゃないですか」と参加者に投げかけました。「東京都では、ワークの前にまずはライフがあるべきじゃないの、という小池都知事のお考えもあって、“ライフ・ワーク・バランス”という言葉を使っています」と葛西さんが説明すると、「へぇー」とうなずく参加者の皆さん。さらに最近生まれた“ワーク・ライフ・インテグレーション”という、プライベートと仕事を切り分けずに調和させることで人生をより充実させよう、という新しい考え方を紹介し「でも、どれが正しいということはないので、皆さんがしっくりする言葉を使ってもらえればいいと思います」と用語の考え方を紹介しました。
ライフとワーク、どちらも上手に両立したいと考える女性が集まりました。
「それではお配りした資料を見てください」と、内閣府が仕事と生活の調和が取れた理想の社会を3つの要素でまとめた資料を紹介し、「これを見て、皆さんモヤモヤするところないですか? 例えば」と葛西さん。「私は、性や年齢に関わらずさまざまな働き方に挑戦できる機会が提供されている、と書かれている部分に引っかかりました。そもそも年齢や性別に関係なく挑戦できる機会が実際にあるのかな? 男性の方が先に昇進していないか? とかね」。葛西さんは「モヤモヤの感じ方は、私と皆さんで違うはず。そのモヤモヤってしたところを書き出し、どこにモヤモヤしたのか、そういったモヤモヤを解消するために、何かいいアイデアがないかを話し合う時間にしましょう」と最初のテーブルトークがスタートしました。
資料から気づいたことやモヤモヤした気持ちを書き出します。
書き出したモヤモヤを順番に発表し、テーブルトークを終える頃にはテーブルから笑い声も上がりはじめ、参加者の緊張もすっかりほぐれたようです。キャリアアップ、子育て、夫婦での役割分担など、おしゃべりが盛り上がっている様子に、「まだ全員が話していないところがありますか?もうちょっと時間をとりましょう」とテーブルトークを延長する場面も見られました。
緊張もほぐれ、おしゃべりに熱中する参加者の皆さん。
5分間の休憩をはさんで、最後は理想のライフとワークのバランスを考える時間です。「私の理想のライフ・ワーク・バランスはこれだ!というのを書いてみてください。書き終えたら、それを順番に発表してください」と葛西さん。テーブルを回りながら、楽しそうに理想のライフ・ワーク・バランスについて発表する参加者の皆さん話に耳を傾けます。
「こちらのテーブルでは仕事のモヤモヤでしたが、こちらの皆さんは家の中のこと。グループごとに違っていて面白いです」と葛西さん。「話した内容をみんなにシェアしましょう」と参加者にマイクを手渡すと、「在宅勤務が増えコミュニケーションに悩んでいたけど、ヒントをもらった」「キャリアアップのための資格について教えてもらったので、調べてみようと思う」「困った時に行政のサービスが役に立った」など、環境はそれぞれ違うけれど、それぞれに抱えていた同じようなモヤモヤについて、解決のヒントをもらえたことに満足した様子です。
様々な世代の人たちと交流することで、自分の価値観についても考えるきっかけに。
今回のトークカフェでは、こうしたグループワークの時間が多く設けられました。終了後のアンケートでもみんなでおしゃべりする時間がたくさんあって楽しく過ごせたという感想が多くあり、テーブルのファシリテーターが上手に参加者のモヤモヤを引き出し、参加者の皆さんも自分は一人じゃないと感じられる時間となったようです。
終了後もそのままテーブルに残り参加者同士でおしゃべりする姿や、ファシリテーターを務めたキャリアコンサルタントと話し込む様子が見られ、アンケートでは「同じ立場や環境の方と悩みを共有できて、モヤモヤが晴れた」という感想や、「人生・キャリア・家庭など、様々な視点を知ることができた」。また「フリートークが多く、楽しかった」という感想を述べられた方も多く、楽しく、有意義な時間となったようでした。
皆さん、ご参加ありがとうございました。
東京ウィメンズプラザトークカフェ事務局
〒105-0013 東京都港区浜松町1-8-6 FK ビル2F
TEL:03-5422-1146 (平日10 時00分~ 17 時00分)
E-mail: twp-talkcafe2025@ohwada-gumi.co.jp
※本事業の事務局は、東京都から株式会社おおわだぐみに運営を委託しております。
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